税理士試験法人税法受験生のブログ

法人税法、質疑応答事例等のまとめをしてます。

法人税法 質疑応答事例【申告、納付】【法人税の中間(予定)税額の算出方法について】

【結論】法人税法第71条第1項第1号(中間申告)の規定により中間申告書に記載する法人税額の計算方法は、

前事業年度の確定法人税額÷前事業年度の月数×当該事業年度開始の日から6経過日の前日までの期間の月数=中間(予定)税額。

1,000,000円÷12×6=499,999円→499,900円(百円未満切捨て)




【照会要旨】

 法人税法第71条第1項第1号((中間申告))の規定により中間申告書に記載する法人税額(以下「中間(予定)税額」といいます。)の計算方法は、次のいずれの方法によることとなりますか。


(1) 第1法

 法人税法第71条第1項第1号では、「当該事業年度の前事業年度の法人税額(・・・)で六月経過日の前日までに確定したものを当該前事業年度の月数で除し、これに当該事業年度開始の日から当該前日までの期間(・・・)の月数を乗じて計算した金額」と規定されていることから、まず前事業年度の法人税額で6月経過日の前日までに確定したもの(以下「前事業年度の確定法人税額」といいます。)を前事業年度の月数で除して(円未満の端数切捨て)、その整数値に当該事業年度開始の日から当該前日までの期間の月数(本事例では6月とします。)を乗ずる方法。


第1法の中間予定税額の算式



(2) 第2法

 法人税法第71条第1項第1号の条文全体を一体的に考えて、除数及び乗数による分数を法人税額に乗ずる方法。


第2法の中間予定税額の算式


【回答要旨】

 第1法によります。


国税庁ホームページ質疑応答事例法人税

https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/hojin/24/04.htm

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